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過去に戻れるのなら宇宙の始まりに、未来に行けるのなら宇宙の終わりを(2016年1月)

【 2016年1月 中日新聞の投書欄に投稿して一部修正されて掲載。  】

 

【 投稿文 】

 

過去に戻れるのなら宇宙のはじまりに、未来に行けるのなら宇宙の終わりを見てみたいです。生命、世界、空間、時間のはじまりと終わりに思いを馳せることは、人類にとって壮大な畏敬や神秘として存在してきたと思われます。

 

宇宙は、経済・文化・政治・科学・宗教・芸術・・・あらゆる領域の根底にあり、影響を与え続ける基盤でもあるので興味や謎が尽きない対象です。

 

多次元宇宙論や並行宇宙などの話に触れると、宇宙の定義、何をもってどこで線引きして宇宙のはじまりや終わりとするのかすら難しいのかもしれないと感じます。

 

それでも、古今東西で受け継がれてきた宇宙のはじまりや終わりに対するロマンに魅せられてやみません。


ある意味で、神・超越・大自然そのもののような視点に立ち、宇宙のはじまりや終わりに立ち会う。


壮大な美しさと一抹の寂しさを感じながら、過去や未来の極点といえる宇宙のはじまりと終わりをしっかりとじっくりと見届けてみたいです。

 

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【 掲載文 】

 

過去に戻れるのなら宇宙の始まりに、未来に行けるのなら宇宙の終わりを見てみたいです。人類は畏敬の念を持ち、壮大な神秘を感じながら生命、世界、空間、時間の始まりと終わりに思いをはせてきました。


宇宙は経済、文化、政治、科学、宗教、芸術あらゆる領域の根底にあり、影響を与え続ける基盤でもあるので、興味や謎が尽きない対象です。


多元宇宙論や並行宇宙などの話に触れると、宇宙の定義とは何か、何をもって線引きして始まりや終わりとするのかすら難しいのかもしれないと感じます。


それでも、古今東西で受け継がれてきたロマンに魅せられてやみません。


神様のような視点に立って、俯瞰的に宇宙の始まりに立ち会いたい。


また、何かもが消えていくすがすがしさや、一抹の寂しさを感じながら、
最後の時をしっかりとじっくりと見届けてみたいです。