エンプティ エン エターニティ

本・音楽・映画などの感想やレビューをざっくばらんに。

新聞投稿

TPP交渉の不利益監視を(2013年3月)

【 2013年3月 中日新聞の投書欄に投稿して一部修正されて掲載。 】 安部普三首相が環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加を表明した。工業製品、農産物、金融、投資・・・。対象分野が幅広い分、私たちの生活に大きな影響を与える。トータルで考えた時、この…

格差を生まぬ雇用関係必要(2013年2月)

【 2013年2月 中日新聞の投書欄に投稿して一部修正されて掲載。 】 七日の本欄「『非正規雇用』にも需要ある」を読み、就職活動中の私も「非正規」について考えた。 労働者側の「自分に合った働き方ができる仕事を選びたい」というニーズと、企業側の「人材…

論説委員や記者が会社内外で伸び伸びと仕事に励めているのは一新聞社として健全なこと(2017年8月)

【 2017年8月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 近年、中日新聞社の方の活躍を紙面以外の他メディアでもよく目にするようになってきました。 東京・中日新聞論説委員である長谷川幸洋さんはテレビ番組でよく拝見しますし、東京新聞社会部遊軍記者であ…

掲載8句&落選20句まとめ 中日新聞「 時事川柳 」欄に投稿

何でも再利用してなんぼ。 雑記ブログから転載です。 中日新聞「時事川柳」欄に投稿して 掲載された句、落選した句のリンクを 一挙にご紹介します! ★ 掲載8句 中日新聞「 時事川柳 」 2012〜2017年 【 落選3句 】 中日新聞「 時事川柳 」( 2017年8月2日 )…

過去に戻れるのなら宇宙の始まりに、未来に行けるのなら宇宙の終わりを(2016年1月)

【 2016年1月 中日新聞の投書欄に投稿して一部修正されて掲載。 】 【 投稿文 】 過去に戻れるのなら宇宙のはじまりに、未来に行けるのなら宇宙の終わりを見てみたいです。生命、世界、空間、時間のはじまりと終わりに思いを馳せることは、人類にとって壮大…

憲法改正並みの変化や影響がある安全保障法制(2015年5月)

【 2015年5月 中日新聞の投書欄に投稿して一部修正されて掲載。 】 安部普三政権が成立させようとしている安全保障法制の関連法案は、海外での武力行使の可能性拡大、地球規模で米軍の戦闘などの支援・・などその内容や将来的影響は多岐に渡る。 昨年、憲法…

報道機関への牽制、報道の自主規制を促進させる圧力(2014年12月)

【 2014年12月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 衆議院解散の前日、自民党は在京キー局に対する文章で、選挙関連のニュースや番組で偏った内容や構成にならないようにと要請しました。 与党からこのような文書を出すことは、報道機関への牽制、報道の…

普遍的な正解が見出しにくいが重要な問題(2014年11月10日)

【 2014年11月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 アメリカオレゴン州で、脳腫瘍によって余命半年と宣告された女性が、自らの意思で尊厳死を決意し、医師から処方された薬を服用して亡くなった。 自分の身近な人が彼女と同じ立場に置かれて尊厳死の決断…

「景気安定時に増税をして景気下降期に減税」というのがセオリーだとするならば(2014年11月7日)

【 2014年11月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 2015年10月に消費税を10%に引き上げるかどうか、有識者から意見を聞く「点検会合」があった。 賛否両面から意見が述べられているが、景気が落ち込んでいるという点では誰もが共通認識を抱いているよう…

問題の本質が置き去りにされてばかりいる気がしてならない(2014年10月)

【 2014年10月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 要職者の政治資金関連スキャンダルが明らかになるたびに毎回想う。なぜスキャンダルの火の粉は限定的な範囲に収まるのか。 抜本的な法改正などの話が出ることはあっても(大抵は現行法のうやむやな修正…

発言の内容や影響を考慮して政治的主張や行動に移せないようであれば(2014年9月)

【 2014年9月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 東京都議会の男女共同参画社会推進議員連盟会長である野島善司都議の発言が問題視されています。「結婚したらどうだ、と平場(プライベート)では僕だって言う」との発言に関して野島都議は「個人の政治信…

何のための誰のための削減計画縮小、削減計画の一部先送りなのか(2014年9月)

【 2014年9月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 愛知県警が交番・駐在所の削減計画を見直し、一部の施設の廃止は来春の統一地方選以降に先送りした。一部県議たちや地元住民の不安の声も、見直しに影響を与えたと報じられている。 削減計画の縮小は、…

昨年と挨拶の内容が似ているからといって、「手抜き」などと決めつけるのは少し言い過ぎ(2014年8月)

【 2014年8月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 広島と長崎の平和祈念式典での首相挨拶が昨年と酷似した内容で「コピペではないか」という指摘や批判がなされている。 挨拶の内容が似通うこと自体は珍しいことではないだろうし、仮に毎年全く同じ内容…

新たに提起され得る事例に対しても歯止めとなる厳格な文言を(2014年6月)

【 2014年6月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。 】 集団的自衛権の行使容認に関し、5月15日の会見で首相は自衛隊が「湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してありません」と発言している。 しかし、この発言には全く説得力…

高レベルを維持したまま、4年に一度のW杯に臨めるかどうかは運もある(2014年6月)

【 2014年6月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。一部修正。 】 MFの本田と香川に過剰な期待と重責を背負わせてしまったのではないか。W杯ブラジル大会での日本代表の戦いぶりを見てそう思ってしまった。 今回、日本は1分2敗で1次リーグ敗退。予想外だっ…

国家観にまで影響する決定や過程に丁寧かつ慎重に臨む努力を重ねて頂きたい(2014年6月)

【 2014年6月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用。一部修正。 】 第二次安部政権が注力している「経済」と「安保」。安保関連の政策で性急に舵を切りすぎた第一次安部政権での教訓を踏まえ、今回の政権で安部首相は、景気回復を最優先に取り組み始めました。…

解釈改憲 なぜ焦るのか(2014年6月)

【 2014年6月 中日新聞の投書欄に投稿。一部修正されて掲載 】 下手に政治的信念に拘りすぎて、焦るべきでないことを焦るのはなんと厄介なことだろうか。 閣議決定で憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認を進めようとする安倍政権。彼らには将来的な国…

憲法改正が必要と思われる事項を憲法解釈の変更で済ませようとする(2014年6月)

【 2014年6月 中日新聞の投書欄に投稿して不採用 】 政府は、集団的自衛権の行使容認を巡り、閣議決定による憲法解釈の変更を進めようとしている。この変更プロセスに対し、様々な疑問や批判が挙げられている。 集団的自衛権の行使容認という方針を明確化す…

解釈改憲 丁寧な説明を(2014年3月)

【 2014年3月 中日新聞の投書欄に投稿。一部修正されて掲載 】 安部普三首相が集団的自衛権の行使を可能にするべく、国会での本格的な議論の前に、解釈改憲を閣議決定しようとしている。 歴代内閣でこのような前例はない。仮にこんな前例ができれば、今後、…