エンプティ エン エターニティ

本・音楽・映画などの感想やレビューをざっくばらんに。

音楽

J-POPと洋楽の良さを上手く合わせたような路線 ~ KAT-TUN 『SIGNAL』 ~

ギター+「チキチキア~♪(?)」+マリオ系ゲームのような「ピコピコ♪」「ポワポワ♪」効果音が心地よく耳に残る。 近未来の都会的なイメージを軽やかに表現し、J-POPと洋楽の良さを上手く合わせたような路線は、もうお手のものといったような余裕を感じさせ…

試行錯誤の末に原点に立ち戻り、吹っ切れた印象 ~ GLAY『G4』 ~

色んな意味で「頂点」に達したGLAYが試行錯誤の末に原点に立ち戻り、吹っ切れた印象を受ける。 GLAYの良さが凝縮された4曲はどれも懐かしく、「HOWEVER」以前のガムシャラな力強さに溢れている。 久しぶりにGLAYの魅力を再発見できます…

「youthful days」のようなテイスト好きには、たまらないPOP感♪ ~ Mr.Children 『箒星』 ~

「youthful days」のようなテイスト好きには、たまらないPOP感♪ 初めて聴いた時、あまりにもPOP過ぎて桜井さんの声がどことなく合ってないような印象。しかし、聴き慣れてくるとこれもありかなと(笑) スピッツ並みに若さ溢れるミスチルを、どうぞお…

切ない詩と繊細な声が上手く絡み合い ~ OLIVIA inspi’ REIRA(TRAPNEST) 『a little pain』 ~

NANAのREIRA役として歌うこの曲は、OLIVIA自身がマンガの世界からそのままでてきたようなルックスなのでまさに雰囲気抜群! 叙情的なミディアムバラードに、切ない詩と繊細な声が上手く絡み合い、切なくも儚げな世界観を描いている。 ----------------------…

紅白・新作・スタジアムツアー発表から見える、大衆化にシフトした新たなバンプ。

ランキング参加中音楽 数年前からより大衆的な活動スタンスになってきた BUMP OF CHICKEN。 2013年千葉で初スタジアムライブ2014年Mステ初出演と初東京ドームなど初期からのファンやメディア露出を望まぬファンなども裏切らぬように徐々に露出・動員拡大し…

下手なアーティスト以上に「アーティスト」らしい作品 ~ ENDLICHERI☆ENDLICHERI 『Coward』 ~

「堂本剛」名義のソロ活動から「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」名義の ソロプロジェクトへ移行してからの第一弾。 「堂本剛」名義の頃よりも、 音から解放感が伝わってくる。実験的、幻想的、都会的... そんなイメージが浮かんできた。 「ジャニーズの一アイドル」…

ジャニーズのアルバムをフルで聴いたのはこれが初めて ~ KAT-TUN 『Best of KAT-TUN』 ~

ジャニーズのアルバムをフルで聴いたのはこれが初めて(というよりもアイドルのアルバムをフルで聴くのは初めて)だったけど、ロック・ラップ・バラード・ポップ...様々なジャンルの曲が満載で楽しめた。 超人気グループのデビューアルバムということもあっ…

「トリプルAサイド」として売り出しても良かったんじゃないの ~ KAT-TUN 『Real Face』 ~

M1 「Real Face」作曲・Bz松本&作詩・スガシカオの豪華スタッフで話題となった、勢い溢れるロックチューン!スガさんがこういう「いかにもアイドル」らしい歌詞を書いたことに少々驚いた。 M2 「GLORIA」「これぞジャニーズの王道!」と言っても過言ではな…

和製ミッシェルブランチorアブリル ~ YUI 『FROM ME TO YOU』 ~

初めて「feel my soul」を歌う彼女をTVで見た時、 「 和製ミッシェルブランチorアブリル? 」 というイメージを抱いた。 少し安易な比喩に聞こえるかもしれないけど、それほどの才能が溢れているように思えた。 ミッシェル・ブランチやアブリルに負けず劣ら…

快晴の空を見上げた時のような突き抜けた爽快感 ~ ストレイテナー 『Melodic Storm』 ~

歌詞とメロディーがすごく合っていて、ボーカルが優しすぎず、力強すぎずという何とも言えないバランス! 快晴の空を見上げた時のような突き抜けた爽快感が伝わってきます。 久しぶりに、素直に売れて欲しいと思えた曲です。 ------------------------------…

確実な「深化」を遂げ、アルバムに芸術性を宿している。 ~ LUNA SEA 『LUNACY』 ~

1年以上のレコーディング期間に終幕(解散)を意識していたのか定かではないが、 このバンドのポテンシャルが最大限発揮されている作品。 「セールスにとらわれず、思う存分時間をかけて自分達が納得できる作品を作る」 音楽に対して、愚直なまでにこだわり…

22分56秒の五重力奏 ~ LUNA SEA 『THE ONE -crash to create-』 ~

2012年3月21日、LUNA SEAが12年振りのCDシングル『THE ONE -crash to create-』をリリースした。2007年の一夜限りの再結成東京ドームライブを契機に徐々に本格再結成の気運が高まり、2010年にはバンドとして初のWORLD TOURを行うなど完全…