オリジナル盤リリースから『MOTHER』29年、『STYLE』27年。
RYUICHIの声帯手術を経た歌声がどのように反映されるかが最大の気になるポイントだったが、全体を通して今の声の範囲でうまい落としどころに持ってきている。
大きなリアレンジはないが、曲ごとに変化の加え具合に開きがあり、アルバムトータルでは忠実な再現を狙うような形にはしなかった意図(自然?偶然?)がよくわかる。
神聖さは薄れて、一度終幕してからREBOOTし、継続的な現役バンドとして活動してきた2023年現在のルナシーの生々しさが刻まれた印象。
1 LOVELESS
MV公開の時点で思っていた通り、トータルバランスが良い。
2 ROSIER
RYUの声の印象も影響して曲が持つインパクト減。Jのセリフが明確化(笑)ある意味でライブバージョンっぽくもある仕上がり。
3 FACE TO FACE
フェイストゥフェイス↑・・・コーラスのイントネーションが癖強めに(笑)
4 CIVILIZE
今の歌声によく合っている。原曲の歌声とはまた独立した形で今の歌声が活きてくるとは。
5 GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜
この曲も今の歌声でかなり味わい深い仕上がりに。終盤、リズム隊の存在感がより際立っている。
6 AURORA
図らずもRYUの声によって、開放感のある原曲イメージがちょっと重厚感も含むこもった印象に変貌。
7 IN FUTURE
スピード感としての狂気は薄まったが、何か落ち着きがあってこれはこれでいい。
8 FAKE
メモし忘れ。
9 TRUE BLUE
メモし忘れ。
10 MOTHER
原曲と同じくらい、もしくはそれ以上にスケール感があって絶妙な聴き心地。
各曲の感想は
初めて聴いた時にざっとメモした内容。
認識が偏っている・間違っている可能性もあります(笑)